「お金2.0」を読んだ

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お友達がオヌヌメしてたので手に取ってみました。タイトルからは投資の本に見えますがブロックチェーン、ビットコインの新技術による将来を見通す本です。過激に思えるところも多々あることは私がオッサン側に所属しているからかもしれません。

発展する経済システムの5つの要素

  1. インセンティブ
  2. リアルタイム
  3. 不確実性
  4. ヒエラルキー
  5. コミュニケーション

このあたりは、うまく言語化してもらったなと理解しやすいところです。SNSやソシャゲなど勝ち残っているところは、これらの要素をうまく取り込めていると言えるでしょう。

お金が価値を媒介する唯一の手段であったと言う「独占」が終わりつつあるということです。

お金には価値の交換、尺度、保存の機能を持っています。逆に言うと、これらの機能を持って入れば「お金」の役割が果たせると言うことです。ブロックチェーン技術により誰でもツールとしての「お金」を発行できるようになり、国家の信用を必要としない新しい経済圏が誕生すると言うのが筆者の主張。

最近のニュースで、何がしたいのか全くわからなかった極真空手のMASコインがあります。大山倍達氏の子孫がお金儲けしたいだけ?などと思っていましたが、メジャースポーツに比較して商業化に成功しているとは言い難いが、世界中に普及している空手を新しい軸から価値を与えることを目指しているとも考えられるようになりました。

VALUという一部の利用者の暴走により炎上したサービスがあります。これまた一部のインフルエンサーが高く評価している理由が全くわかりませんでしたが、なんとなく理解できるようになりました。いまはトレーディングカードの域をでませんが、新しい経済圏創出のきっかけになりうるのでしょう。

筆者はブロックチェーンの発展・普及により、いわゆる「お金」から解放された生き方が可能となると主張しています。残念ながら私は理解できませんでした。「お金」を媒介しない新しい経済圏だけで生きていける実感がないからです。経済的自由を手にいれた「お金」にとらわれない生き方を達成した一握りのユートピアを語っているのではないでしょうか?

答えは私が死ぬ頃までには見えていることでしょう。自分の認識の至らなさが明らかになることが楽しみです。