風邪・インフルエンザ対策にマヌ◯ハニー

2017年9月12日

我が目を疑った。一体何の冗談だ?

風邪・インフルエンザ対策にすごい殺菌力をもつハチミツ
★マヌカハニー★

田舎の病院とはいえ、半公的性格を帯びた地域医療支援病院たる我が病院の売店にマヌカハニーとかいう怪しい商品が売っていた。しかもレジの前で。。。いかんいかん。冷静になろう。商品の詳細を知らないので怪しいとは言い過ぎた。

売っていることはまあよいとしよう。調剤薬局が水素水を売ることについても僕は生暖かい眼差しでみるスタンスでいた。今回も同様だ。がん難民を食い物にするような明らかに怪しいシールや壺を売っている訳ではない。

問題はキャッチコピーだ。うちの病院のインフェクションコントロールは活動しているのだろうか?お膝元の売店に、こんなコピーを使わせて良いのかと思う。このハニーのメーカーが用意したフリップではなく、手作り感あふれる手書きのフリップに書いてあることが痛々しい。

「風邪に抗生物質投与は控えて」厚労省が手引書という記事が先月出ていた。どうにも厚生労働省のHPにソースが見つけられないが、火消しの話題もでていないのできっと本当だろう。ようやく日本でも抗生物質の過剰投与が見直そうと言う御上の動きが出てきたわけだ。きっと変わると期待させる予感を感じた矢先の出来事だ。

しかしだ。残念ながら風邪・インフルエンザ対策に殺菌力を求めるコピーを放置している限り、ばい菌をやつける薬を所望される方々は減らないのだろう。たとえ、医学的には不要と思われても。説明して嫌われるより処方する楽さ。専門職としてどうかと思いますが、そういう一面は否定できないです。

ちなみに私はハチミツ大好きですので悪しからずご容赦ください。