「投資型医療〜医療費で国が潰れる前に」を読んだ

投資型医療 医療費で国が潰れる前に (ディスカヴァー携書)

骨粗鬆症骨折に1兆円

おびに整形外科キーワードが掲載されていたため、ついつい手に取ってしまった。しかも投資型医療とお金の話題好きにグッとくるタイトル。正直なところタイトルからある程度の内容は類推できてしまうから手に取ったのかもしれない。

4人のプレーヤーと調整役

筆者は医療業界の基本構造を下記4つのプレーヤーに加えて調整役としての政府としている。

  • 受益者
  • 提供者
  • 支払者
  • 開発者

構造が複雑だから人によっては複数に該当する。私なんかは全部に該当してしまった。患者としての受益者であり、医師としての提供者であり、保険金払ってる支払い者であり、研究職にある開発者でもある。肩書きが多くて困ってしまうw

閑話休題。それぞれのプレーヤーが医療の真の実力を活かしきるために、まだまだ出来ることがあると主張するのが本書。考えたことがなかったのは、支払者である保険者への提言。たんなる事務作業にとどまらず、手持ちのデータを活用して医療の改善に務めるように促している。

医療の目標は「健康な生活」

医療の目標は治療だと狭量になることはない。各プレーヤーが共通の目標にむかって努力すれば、まだまだ医療はよくなる可能性がある。医療費高騰の負担の押し付け合いに終始していると進歩ないですよね。反省します。