ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話

2016年2月7日

ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 (Sports Graphic Number Books)

「本来、『生活の中で正しいことをする』のが規律なのです。・・・当たり前のことを、規律がある選手は何も言わなくても出来るけれど、規律がない選手は出来ない・・・。規律が守られてこそのパフォーマンス」

仕事中に規律をもって行動するのは当然で、日常生活に規律をもてなければ優れたパフォーマンスは出来ないという当たり前のご指摘。別にアスリートではなくても、規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動、ドリルの継続などなど、やろうと思っていても、出来ていないことだらけで耳が痛い。「規律と柔軟性は決して矛盾しません」とのコメントもあり、工夫次第か。

「自分のチームにとって、どのスタッツが重要かを見極めるのが『アート』です。日本の場合、フィジカルなデータを相手と比較しても意味がありません。最初から選手たちにコンプレックスを植えつけるようなものですから」

エディージャパンは、とにかくデータを取りまくっていたという話は聞いていた(末尾参照)。客観データだけでなく主観データも取り入れてチーム強化に活かしているとのことで興味深く思っている。ノンアスリートな自分も体調管理に使ってみたい。しかしビッグデータと呼べるかもしれない、多数の選手から蓄積される多数のパラメータの全てに注意を払える訳ではない。そこにアートがあるというのは、なんともデータに使われていない感じでロマンがある。

「能力のないコーチはオプションを提示しすぎる・・・。アスリートはプレーするにあたって100%全力を尽くすものです。それが100%に見えないときにはふたつの理由しかありません。フィジカル面で疲労が起きているか、メンタル面で混乱しているかのどちらかです。」

自分をコーチするのは基本的に自分であることを考えると、どう対処したものか。フィジカル面での疲労は比較的感じやすい。良く喰って寝れば良い。メンタル面での混乱は、優先順位付け、選択と集中で乗り切るのだろうか。覚悟がいりますね。

参考:ラグビー日本躍進、その裏にデータ戦略あり:日経ビジネスオンライン

 

ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 (Sports Graphic Number Books)